スマートフォン市場、タブレット端末市場の拡大に伴い、法人市場においてもスマートフォンやタブレット端末の導入が増えてきている。先進企業ではスマートフォンをビジネスに活用し成果を上げている事例も数多く紹介されており、また、タブレット端末はその画面サイズの大きさやそれを活かしたビジュアル性、高機能であることなどを理由に広がっている。
そこで、実際にスマートフォンやタブレットを利用している法人ユーザーを対象とした調査から、Androidの利用実態をお伝えする。
法人のスマートフォン導入でAndroid利用予定は36.1%で最も高い
スマートフォンの再来年度(2013年度)までに導入予定がある企業は合計で16.6%、「時期未定だが、導入を検討している」が13.2%となっている。どちらも、昨年より高い比率となっており、導入がより進む方向に動いている。スマートフォン導入で利用予定のOSは「Android系」が36.1%で最も高くなっており、「Windows系」が33.8%と続く。Android端末が出そろったことや自由度の高さから、Android系が急伸している。
タブレット端末の再来年度(2013年度)までに導入予定がある企業は合計で12.7%、「時期未定だが、導入を検討している」が12.5%となっている。どちらも、昨年より高い比率となっており、導入がより進む方向に動いている。タブレット端末導入で利用予定のOSは「iOS」が36.8%で最も高くなっており、「Windows系」が36.6%とほぼ同比率で続く。「Android系」は23.0%にとどまっている。(『Android利用動向調査報告書2012』)より
『Android利用動向調査報告書2012』
インターネットメディア総合研究所[編]
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